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指導法の転換期♪

 

先日 野球をする子どもが少なくなってきている

という記事を読みました。

それは今にはじまったことではなく

我が家の子どもタチが小学生だったころの20年くらい前

すでに通学する小学校に2つあった野球チームが

存続の危機に瀕していました。

理由はいろいろあると思います。

・子どもの数が少なくなった。

・親の当番制などのないスポーツのクラブができ

 子ども達が楽しんで練習ができている。

でも 多分この2点が大きいように思います。

子どもの数は少なくなるので仕方ありませんが

昭和のやり方を脈々と続けているようなチームは

どんどんと 淘汰されていると思います。

 

私が子どもの頃の習い事は

全ては訓練・修行だったように思います。

楽しくできたのは 勝手に滑るスキーくらいだったでしょうか。

 

ピアノでは とにかく速く先に進み

教本を終えていく。

チェルニー30番が終わったら40番 そして50番

それから60番の替わりにモシュコフスキー・・

コンクールがあれば ショパンのエチュードを

ひたすら速く 強く 完璧に・・

全然楽しくない 美しくないと思いながらも

他にもできることがないので

ピアノを弾いていました。

 

そんな私が ご縁があってとりあえずイギリスに行くことになり

最初の先生がキッチン先生♪

札幌では劣等生で いつも怒られていたばかりの私でしたが

先生はまず褒めてくださるのです。

でもね・・と続いて 注意をされました。

 

大学に入ると チェルニー30番を

練習したことがある友人がいないのです。

ピアノを学ぶなら 避けては通れない道だと思っていた

あの教則本をしてないで音大に来られるの?

驚愕しましたね。

イギリスでは グレードの試験があり

そのグレード8の器楽と 音楽理論の両方で取らないと

音大受験の資格がないため

グレード獲得のための曲を練習することがメインになるので

しないということになるのかも知れないな と後に思いました。

 

 

 

つづく・・・