「武漢日記」を読みました♪

 

師走に入り ぐんと気温が下がっています。

カラッと晴れるのは嬉しいものの

乾燥した空っ風はけっこう苦手です(>_<)

 

北海道岩見沢市では 一晩で68㎝の雪が降ったとか!?

もともと雪深いところですが さすがに68㎝は辛いと思います。

それでも さらっさらの新雪だと思うので

その雪にふわっと身体を沈めたい 

という欲求が押さえられない道産子です。

 

3月生まれで 冬のスポーツスキースケートになじんで

育ってきているので

雪が無い千葉の生活は とても楽な反面

何かを忘れているような気持ちにさせられる冬のはじまりです。

 

さて 先日「武漢日記」をようやく読み終わりました。

武漢在住の作家 方方さんが 閉鎖された武漢から

発信していた記録です。

ブログにあげていた時にも

知らないうちに削除されていたり

ネット上での嫌がらせを受けていたことも

赤裸々に綴っています。

先日 2月のコロナの死者の人数を

当局が過小に発表していた というニュースがありました。

この日記を読んでいて 多くの人が

それこそ ばったばったと言うくらい

亡くなっていたことを読んでいたので 

「やっぱり」と思わざるを得ませんでした。

 

方方さんは 未知の感染症がわかった時点で

なぜ速やかに感染を抑えられなかったのか?

その責任は誰かが取るべきである

という事について 再三日記の中でも述べています。

 

中国では 彼女が中国の恥を晒したと

非難されているようですが

それは 全く違うと思います。

一般市民に対する目線は暖かく

市民がいかに協力し合い 助け合いながら

2ヶ月以上にわたる軟禁生活ともいえる毎日を

過ごしていたのか

医療関係者が 命を賭して患者の救命に

駆けずり回っていたかを

切々と語っており

私は 武漢で日々の生活を送ってたみなさんに対しては

そのたくましく生き抜く力に尊敬の念しか無く

恥ずかしいことなど ひとつもありません!

 

ただ この感染を早期に止められず

いたずらに感染拡大を招いた責任者は

きちんと責任を取るべきではないか?とは問うています。

それだけです。

 

でも 現在彼女の本は出版されません。

国内の出版社は どこも彼女の本を出版しないと

今朝の新聞報道で知りました。

 

恥と言うのであれば

それこそが恥では無いでしょうか?

 

「武漢日記」は 新型ウィルスを押さえ込むために

武漢市民に強いた非情な日々を ただただ記録した日記です。

どうやって応援したら良いか 私にはわかりませんが

私は 「武漢日記」を含む方方さんの本が

1日での早く中国国内で 出版されることを願っています。

それが あの国の良心だと思います・・・・が。