今日はちょっと毛色の違うおハナシを(^^;)
"Agree to disagree"
「(お互いの意見に)不賛成なことに同意する」
これは 私がイギリスで過ごした8年間で学んだ
生きる上での知恵の一つだと思っています。
イギリスでは 個人宅でのパーティーが多くあり
基本的には「政治・宗教」以外のことについて
いろいろと議論になることがありましたが
そんな中でも 最終的には
"Agree to disagree" でもって円満に終えることができることが
とても成熟した社会だな と感じていました。
帰国して家族を持ち さまざまな会合の中で
違う意見を持つことを簡単には受け入れてもれない
ということを学び
違う意見を持つと それだけで個人攻撃を受けている
と感じる人が多いことには本当に違和感を持ちました。
いつも意見を言う前に加えるようにしたのは
「多数意見では無いかも知れませんが
私は このように感じますが
賛同者がいなくて意見が否決されても
それは構いません。」
とか
「そういう意見があるのはわかります。
賛同してもらわなくても構いませんが
私は 違うように思います。」
とか・・・・
でも 問題は
私が異論を唱えると黙ってしまう人が多い
もしくは絶対に自分の意見が正しく
私の言うことは間違いで
"Agree to disagree"ができない
という事があることです。
多分 黙ってしまう人は
もうこの人とはお友達でいるのは止めよう
と思ったことでしょうし
"Agree to disagree" ができない人とは
距離を置きますね(^^;)
さまざまに多様性が求められる今
違いを認められることは
とても大事なことではないかと思います。
さてさて アメリカ大統領選
バイデン候補の当選が確実になったものの
敗者が潔く先に負けを認めるアメリカの美徳も
今回に限っては無いんでしょうか?
主義主張は違っても 同じ国の人たちが
こんなに争って 内戦でもはじめようっていうんでしょうか?
南北戦争再び??
東西戦争?
アメリカの良心が勝ったとも言える
今回の大統領選挙に
いつ終わりが来るのでしょうか?
"Agree to disagree"
ディベートを学ぶ国アメリカが
これからどうなるのでしょうねえ~???