寒い日が続きます。
昨年は 久々のインフルエンザに苦しんでいましたが
今年はとりあえずいたって元気です。
さて 「最後の」ということもあり
久々にセンター試験の英語をちらっとやってみました。
夕べ お風呂上がりに英語の第1問から第2問
1番から26番までを解き 61点中61点の満点でした。
英語でピアノを教えているくらいなんだから
当然と言えば当然です。
新聞に印刷されている文字が小さすぎて
「目」年齢41歳と言われる身でもちょっとつらいので
それ以上は まだ解いていませんが
次の問題で まだこんなことやってんだ(>_<)
と 少々あきれた次第です。
第2問 Bの問2 ⑳と㉑にふさわしい言葉を選びなさい。
Ichiro: Mr.Smith has two daughters in school now, right?
Natasha: Actually, he has three, the ______ _20__ _____
________ __21__ ________ London.
I don't think you've met her yet.
① in ② is studying ③ music
④ of ⑤ whom ⑥ youngest
頭の中では "the youngest is studying music in London"
という文章が自然に思い浮かびますが
答えようと思って選択肢を見ると「へ?? whom?」
正解は
"the youngest of whom is studying music in London"
で いやあ~イマドキこんな言い方聞かないよな~
と思いながらも 正解したことには安心しました。
でも 解せない 解せないのです。
これを訳すと
「スミスさんは 学生のお嬢さん二人だったよね~?」
「実は 3人で そのうちの一番お若い方は
ロンドンで音楽を学ばれています。
でも まだ会ったことないと思いますよ。」
と すごくフランクに始まった会話が
私の中では 途中でいきなり丁寧というより
ずいぶんと高飛車な言葉使いにガラッと変わり
また ふつうの感じに戻るので
とっても不自然です。
我が家のプロに聞くと
「イマドキ だいたい会話でwhom なんて使うやつは
めっちゃ気取った嫌なやつ って感じだね。
which を使うほうが多いよ。」
ということと 私が最初に頭に浮かんだ
"the youngest is studying music in London"
で 正解 と言ってもらえて安心しました(^^;)
ある程度までの文法を学ぶことは必要です。
でも 英文学を学ぶわけでもない学生に
普段全く使わないようなお堅い英語を学ばせて
いったいどういう利点があるんでしょうか?
日本で育ってきた我が家の子どもたちですが
英語とともにも育ってきているので
例え 多少ブロークンの英語でも
理解してしまうため
試験などでも間違い探しには 結構苦労していたようです。
大事なことは 伝える内容と
伝えようとする態度です。
こういう試験を続けているから
間違いを恐れて 話せない人を増やしているんだろうと思います。
4技能テストの不公平さは解消しなくてはなりませんが
ネット環境でどこへでもつながるんですから
今後の英語教育は ネットで習熟度別に
個別に進めるべきです。
約3分の1の問題を解いただけですが
問題の根(日本人が英語を話せない)がまだまだ深いことを
思い知らされました。
変化が遅い 決定が遅い
多分 日本の致命的な欠点なのかも・・・・